国際相続のこと
知り合いの行政書士の先生の依頼で、参加する機会がありました。
そのクライアントは日系人で、ご親戚の方が日本にいらっしゃいます。
日本に親戚の方はいらっしゃるのですが、米国生まれの米国育ちのため、日本語が得意ではなく、基本的に英語でのコミュニケーションになります。
小職に求められた役割は、委任状等の関係書類の英訳やビデオ会議のコーディネータ役が主でした。
しかし、米国在住の方がクライアントとなる仕事を受けるので、クライアントとチームとの間の業務委託契約を英文で作成する必要もあり、チームリーダーである行政書士の先生と十分に協議して、小職がメモランダム形式の業務委託契約書を作成しました。
勿論、クライアントには確認して納得いただき、署名済みのメモランダムを受領したら、さっそくチームで仕事に取り掛かります。
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、相続関係の仕事は比較的に長期間にわたることになります。しかし、長期間にわたる仕事も、チームで仕事ができると楽しいものです。
各メンバーは、それぞれの役割分担がありますから、各メンバーの進捗状況の確認等の打合せで、定期的な会議です。
また、クライアントには、電子メールで進捗状況を適宜報告するとともに、必要に応じて、ネットを通じてのビデオ会議を開きました。
時間を取られる仕事でしたが、素晴らしいメンバーと一緒に仕事ができ、何よりもクライアントに喜んでいただけましたので、とても楽しい経験をすることができました。