海外のパートナーとの製造委託契約のこと

海外のパートナーとの製造委託契約のこと

あるクライアントの依頼で、

海外のパートナー企業との製造委託契約書を作成する機会がありました。

このクライアントは、海外の工場に自社で販売する製品を製造委託する計画があったのです。日本国内でも製品を作っておられる会社なのですが、研究開発の部門も優秀で、所謂、ファブレスメーカーの面もあるところです。

海外協力工場は台湾にあり、当該工場にコア部品と仕様書を提供して、他のものを外部調達のうえ、自社向けに商品を製造してもらう計画だそうです。OEM契約を必要とする案件です。

OEM契約とは、

Original Equipment Manufacturer契約の頭文字をとった2社間の契約で、委託企業が受託企業に対して、委託企業のブランドで製品を製造することを委託し、受託企業は委託企業から提示された仕様に基づき製品の製造を行うものです。委託企業は製造された製品を全量買取り、自社の名前で消費者等に対して販売することが想定されています。

国際取引ですので、パートナーが台湾企業とはいえ、英文契約で作成する方が良い面が多いです。

製造計画等の概要や、具体的な製品仕様、契約に盛り込みたい事項などをクライアントから伺い、必要なものを契約に落とし込みます。

為替の問題や、1回で輸入されるロット数をどのようにするかも要検討です。

実際のビジネスの流れと一致しているか、やりたいことが反映されているか。

当然に、クライアントをプロテクトする条文は必須です。

様々な面を検討することで、まずまずの契約案ができ、クライアントにも喜んでいただけました。

あらためてビジネス現場の重要性を思い出させてくれた案件でした。